最近のラオス情勢

内政


ラオスの統治制度は、人民革命党による一党支配体制
党幹部が各国家機関の幹部を兼任
現在の党最高位は、トンルン・シースリット国家主席兼党書記長
首相:ソーンサイ・シーパンドン(党政治局員)
外相:サルムサイ・コンマシット(党政治局員)

経済


ラオスの主な貿易相手国は、タイ、中国、ベトナム等
2009年は、経済成長率は7.6%、1人当たりGDPは916米ドルを達成
2010年末にラオス証券取引所が開所し、2011年1月から取引が開始
ラオスの主な輸出品は、鉱物(銅)、縫製品、電力で、輸入品は、投資関連財、燃料、消費財

外交


1975年以降は、ソ連を始めとする社会主義国との関係を重視していた
1986年以降は、外資誘致と外国支援獲得のため西側諸国を含む幅広い協力関係を模索
1997年にASEAN加盟し、2004年にASEAN議長国を経験

ベトナムとは「特別な関係」にあり、党・政府ハイレベルの交流が活発
中国とは「包括的かつ戦略的パートナーシップ」に基づき関係が拡大
タイは、1990年代からは、貿易・投資面で圧倒的な存在感を示している
東北タイとは同根の民族で、言語もほぼ同じ。

2009年に東南アジア競技会、2010年にはクラスター弾条約締約国第1回会議を主催
2012年11月に、ASEM首脳会議を主催

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